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お肉の加工品の授業-2017年9月本科コース(50‐A期)

2017.10.06 金

毎週金曜日に留学生の学院での生活や研修先での生活の様子を紹介しています。

ルッカ料理学院の2か月間の学院研修では、学生の皆さんにイタリア食文化を理解してもらうために、
料理研修と語学研修が平日は毎日あります。
しかしイタリア食文化を理解するためには、料理を作るということだけでは足りません。
前回は食文化見学について紹介しましたが、今回はお肉の加工品の授業について紹介します。

講師としてルッカ近郊で実際に精肉屋を経営されているマウロさんにお越し頂きました。

肉の加工品として教えて頂いたものは、以下のものです。
  • パンチェッタ
  • コッパ
  • 生ソーセージ
  • トスカーナのサラミ
  • ソプレッサータ
  • ビロルド(豚の血入りの腸詰め)
  • また、学生の皆さんに使用する素材の大切さを理解してもらうためということで、彼の農場で飼育され畜殺された豚肉をわざわざ持って来てくれました。写真左からバラ肉、首肉、肩肉です。

    塩、こしょう、トスカーナミックススパイス、ナツメグ、保存料を加え、手でよく混ぜ合わせます。


    生ソーセージには豚腸を使用し、トスカーナのサラミには牛の腸を使用するそうです。

    完成したトスカーナのサラミ

    完成した生ソーセージ

    授業へのコメント


    肉の加工品を作るために必要な肉の選別方法から始まり、味の調合、腸詰めまで、作り方の全課程を見て体験することができ、道具の使い方も含めて学び、大変勉強になりました。