2015.09.24 木
と題しましたが、イタリアでの生活が始まってから、すでに1ヶ月ほどが経過してしまっています。。。
またまた久しぶりの更新となり、恐縮ですが、遅ればせながら8月31日(月)から開講されている第46期本科コースの様子をご紹介します。
歩き回りの功名!?
学生の皆さんと一緒に日本時間8月29日(土)の朝10時に日本を出発し、イタリア時間29日の夜7時に無事に学院に到着しました。
学院研修は8月31日(月)から始まりますが、日本からの移動による疲労と時差の影響をできる限り軽減するために、イタリアへの到着は前々日の土曜日になるようにプログラムを組んでいます。
長旅で疲れていることもあり、各自部屋で休むこともできましたが、その日はルッカの中心街では、”Notte Bianca”という夜中の2時位まで続くお祭りが行われているとの情報で、満場一致で街へ行くことに決定。
僕たちが到着した夜はとても綺麗な満月がお出迎えしてくれました。
さて、ルッカの街に到着すると、すでに沢山の人で溢れ返っていました。
中心へ向かうほどに、さらに沢山の人がおり、道の真ん中で立ち話をするのは当たり前のルッケーゼ(ルッカ人)をかき分けながら、ルッカの細い道を歩くのはとても大変でした。
実は私は「街の案内をしながら適当に歩いて、ちょっと休んでから学校に帰ろう」などと甘く考えていたのですが、とんでもなかった。
実際は、どこかのお店に入って一息つこうと思っても、どこも空いておらず、時々席が空いているお店があっても「全て予約で埋まっている」と断られてしまいました。
最終的に一度も学生の皆さんを休ませることなく、市内を2、3時間ただグルグル歩き回らせて、23時に学院へ戻りました。
学生の皆さんは、「おいおい、どれだけ歩かなきゃいけないんだ?勘弁してくれ。」と心の中で思っていたかもしれません。
私はそんな自分の不甲斐なさを恥じ、「皆さん疲れているのに行く当てもなく、ただ歩かせてしまって申し訳ない・・・引率者失格です・・・」などと心の中でお詫びしながら、いや、お詫びしようと努力しながら、そんなことを考える間もなく深い眠りについてしまいました。
と!…もうお気づきだと思いますが、そうです。この”嫌がらせ”のような歩き回りが、時差ボケ解消にとても役立ったことは何も言わずともお察し頂けたと思います。
学生の皆さんからも「時差ボケが全くありません!ナイス引率でしたね!」とお褒めの言葉を頂く始末。
皆さん、朝からスッキリ!!ボナペッティート!!
翌日の新聞には8万人がお祭りに参加したと記載されていましたので、やはり相当な人出だったようです。